私の暮らしの工夫

このページは実際に『FPの家』にお住まいになられている、FPの家オーナー様から寄せられたおたよりによってつくってゆきます。

「こんな風に暮すと快適ですよ」「我が家はこうして省エネに暮してます」「この新型の○○は結構優れものです」等々、貴方の「FP LIFE」を是非お聞かせください。

群馬県大泉町 T様の暮らし

家族の健康を考えた家づくり

2000年12月から群馬県邑楽郡大泉町で『FPの家』に暮らしているT様。

18年経ってるとは思えない驚くほどにキレイに保たれているご自宅でT様ご夫婦にお話をお伺いしました。

「以前住んでた家は高気密・高断熱住宅とは真逆の家で、よく言えば風通しの良い、実際には夏暑く、冬寒い家でした。日当たりも悪くジメジメとしていて空気も淀んだ感じで。子どもがアトピー症、妻はアレルギー症ということもあり、病院に通う毎日だったんですが、病気の原因が皆目わからなかったんです」とご主人。

通院費や治療費もかかってゆくけど、一向に良くなる気配がない中、家族の健康が害されているのは家が原因ではないかとT様は思い始めたそうです。

健康に関する本だけでなく、住宅関連の書籍も読むようになり、初めて「住宅性能」というものを知りました。

気が付くと数十冊を読みきり、住宅性能についてはセミプロと言えるほどの知識を持つほどに。

また、家の性能を高めるためには建築する会社がキチンとした知識を持ち、性能の高い素材を使用し、きめ細かい施工をしないとならないことを学んでいったそうです。

「健康を害してるのは家の空気環境のせいじゃないかと、結露、カビ、ダニが原因だろうと。それが答えでした。そうわかるともう建て替えるしかないですよね。後はどこで建てるかという難題、こちらは住宅性能の頭でっかちになってますから(笑)多くのモデルハウスを見学しましたけど、当時「住宅性能」のことを理解しているハウスメーカーはほぼありませんでしたね」

「数件のモデルハウスでは、入った瞬間に目がチカチカして気分が悪くなって」とは奥様。

「多分、室内の化学物質に過敏に反応したのだと思います」 

「そんな中、ある本で読んだ『FPの家』を建てている工務店が近隣にあることを知り、早速連絡を取り話しを聞いてみるとコチラの質問や疑問に的確に答えてくれたんです。 その工務店さんが建てられた『FPの家』のお客様の家を案内してもらったのですが、真冬だったんですけど驚くほどに暖かくって」

「しかも空気がすごく澄んでるように感じたんです」との奥様の感想で、これは間違いないと『FPの家』に決められたそうです。

住宅性能以外にも、完全自由設計で一室大空間の明るく広く高い間取りが実現できることも大きな魅力のひとつ。

T様のご自宅は「性能」だけではなく、間取りやインテリア棟「デザイン」にもこだわりを持たれていらっしゃることは一目瞭然。

明るいカラーでまとめられたインテリアで、気分も晴れやかに。

好きなものに囲まれているということは、間違いなく精神的な安定にもつながるものなのでしょう。

健康に快適に暮らすにはコツがいる

「私の見立ては間違っていませんでした。『FPの家』に住み始めてすぐに子どものアトピーは改善に向かい、妻の体調も良くなってきましたから。1年後には今までの病院通いが嘘のようになり、病院の先生も驚いていましたね。やはり万病の原因は「結露」なんですよね」とご主人。

それでは、T様は『FPの家』でどのように暮しているのか、18年間の暮らしについて聞いてみました。

「今は我が家の、家族それぞれの快適な暮らし方がわかり、十二分に『FPの家』の暮らしを変わらず満喫できていますが、最初は試行錯誤しながら住まい方をアジャストしていった感じですね」

「窓を開けない暮らしに最初は慣れなかったけど、開けないことで快適に健康に過ごせることを実感したり、エアコンの24時間運転がどうしてももったいなく思っていたのがいかに省エネに過ごせるかが電気代で証明されたり、冬の過乾燥を抑える方法であったり。特に主婦目線からすると健康ももちろんそうですが、ランニングコストもどうしても気になる部分ですし」との奥様も、色々なことを試してみた結果今ではご主人よりも『FPの家』名人になり、健康で快適に省エネに過ごされているようです。

「快適に感じる住まい方は、地域により違うでしょう。自然環境も18年前と今ではまったく違ってますしね。外気温度が35℃を超えるどころか40℃近くまで行く日が何日も続くんですから。快適な感じ方は男女差、個人によっても差があるのも当然です」

アドバイスは出来るけど、参考にしながら自分なりの快適さを見つけて欲しいと言うT様。

ただ、『FPの家』で末永く快適に過ごすためにはメンテナンスが必要であることは間違いないと念押しされます。

「とりわけ換気システムのメンテナンスは重要ですね。年に4回のメンテナンスを続けてきた私にとって、フィルター交換も約70回を超えたことになります。最初の頃は楽しく交換していましたが、正直言って億劫になってきます。ウチの場合、屋外の給気用フードにもフィルターを貼り付けていますので、ゆうに丸1日かかる大仕事になって少々うんざり・・・」

「ところが、作業を終えると妻が喜んでくれます。フィルターを交換した効果を誰よりも感じるのは化学物質化敏症の妻なのです。『ありがとう。おかげで空気がキレイになったわ』感謝の言葉に我れを忘れ、メンテナンスの回数を1つずつ重ねてきました」

『FPの家』を快適に過ごすための大事な1歩で、忘れがちな1歩が換気メンテナンス。

ご家族で協力し合いながら換気メンテナンスを忘れずに、我が家の快適なFPライフをぜひ見つけてください。

【写真上】T様が家づくりの体験談を執筆された書籍
「健康な家に住みたいな」PHP出版社刊
「笑いの絶えない家 病気になる家」エール出版社刊